時間を長く感じる裏技

原因

時間感覚は直に感じられないため、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚の五感とは違います。しかしながら、人間の脳が感覚から情報を集めて、その情報を人間が理解しやすい形に変えて視覚や聴覚などの五感に伝達するというプロセスは時間感覚においても変わらないとのこと。

人間の脳は、新しい情報を受け取る時、その情報は必ずしも正しい順番で並んでいないため、人間がわかりやすい形に情報を変換しなければいけません。よく知っている情報を処理する場合は情報変換のプロセスにあまり時間がかかりませんが、新しい情報を認識した場合には情報を変換するのに時間がかかってしまいます。このプロセスにかかる時間が時間感覚に大きく影響しているとのことで、つまり脳があまりよく知らない新しい情報を処理している場合、人間は時間を長く感じてしまいます。

新しい情報を多く吸収した日は長く感じるけども、知っている情報ばかりがあふれていた日は短く感じてしまうのです。

また、島田紳助さんの論ですれば
人間経験が増えると似たようなことがあっても
喜怒哀楽が起きず、感動などを失うため、一つ一つに感情が起きず過ぎてしまうため時間を早く感じる。逆に子供の頃は一つ一つ新しいことだらけなので驚きなど喜怒哀楽が起きるため長く感じると言っています。

では長く感じるにはどうすればいいのでしょう

裏技

◆01:学習し続ける

学習している間は脳に新しい情報を与え続けるため、時間を長く感じます

◆02:新しい場所への訪問

新しい場所や環境を訪れると、脳が匂い・音・人・色などの新しい情報を大量に取り入れるので、時間が過ぎるのを遅く感じます。どこかに旅行に行く。仕事場の環境を変えてみる。いつもの道と違う道を使うなど。

◆03:新しい出会い

知らない人と出会ったり、コミュニケーションを取るには、大量のエネルギーを消費しますが
脳が人間から得る大量の情報の処理に時間をかけるので、時間の経過を遅く感じるのです。

◆04:新しいアクティビティへの挑戦

新しいアクティビティへの挑戦は、人間の脳が今までに味わったことのない経験をするため、脳の緊張状態を高め、感覚を研ぎ澄ますことに。5感が必要になります。そのため人間は時間を長く感じます。

◆05:自発的な行動

自発的に行動して脳に驚きを与えれば、脳が周りの環境に注意を払い、多くの新しい情報に触れられるため、時間を長く感じられます。